鳥の巻 2 [アート・文化]
白鳥よ羽ばたけ
水が清くて
魚も住めない
汚れを知らない人の
心の湖に浮かんでいる
白鳥よ
仲間とは交わらず
家族からも離れて
故郷を捨てて
羽ばたこうとしない
白鳥よ
水の精の
処女の無償の愛の
餌をついばんで
生きながらえてきた
白鳥よ
時は今だ
無償の愛に応えるために
白鳥よ羽ばたいて
交尾せよ
水に羽を濡らせば
愛に濡れている
水の精は抵抗なく
身を任せることだろう
それが永遠だ
時は今だ
永遠の愛を得るために
白鳥よ羽ばたいて
交尾せよ
2008-07-03 14:51
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コメント(2)
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神々しい雰囲気の言葉の中に、生への営みがうまく溶け込んでいると言うか、何とも不思議な感覚が伝わってくる歌ですね。
by kazu (2008-07-13 10:52)
kazuさん
適切なコメントで、白鳥も羽ばたくことができました。
ありがとうございます。
by 豊さん (2008-07-14 07:00)